住宅ローン仮審査通過後に本審査に落ちる理由とNG行為

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「住宅ローンの仮審査に通って本審査に落ちたのはなぜ?」
「住宅ローンの仮審査に通過したけど本審査は大丈夫?」
「住宅ローンの仮審査後にやってはいけないことは?」
スマモゲ住宅ローン相談窓口でも上記のような質問を相談者様から多数いただきます。

住宅ローンには『仮審査(事前審査)』『本審査(本申込)』が存在します。
住宅ローンの審査には2段階あり仮審査(事前審査)が通っても本審査(本申込)が通過しなければ住宅ローンの融資を受けることはできません。
仮審査(事前審査)はマイホーム購入前に申し込みをすることが一般的で、仮審査(事前審査)が通過すれば、売買契約や請負契約を結び本審査(本申込)へと進みます。
「仮審査に通ったから大丈夫」と安心したいのが本音ですが実はそうでもないのが現実です…
実際に仮審査(事前審査)を通過したのにも関わらず本審査(本申込)が通らず住宅ローンの融資を受けれずマイホームを購入できないケースは存在します。

そこで今回は住宅ローンの仮審査(事前審査)通過後に落ちる理由とNG行為を紹介します。

こちらを詳しく紹介‼️
・住宅ローンの仮審査通っても本審査で落ちる理由
・住宅ローン仮審査通過後のNG行為
・もし住宅ローンの本審査に落ちてしまったら?

⇊住宅ローン仮審査(事前審査)に関する記事はこちら⇊

目次

住宅ローンの仮審査通っても本審査で落ちる理由

住宅ローンの仮審査に通過したのにも関わらず、なぜ本審査で落ちてしまったのか?
本審査に落ちる理由は対象者によって異なりますが、考えられる原因を紹介します。

仮審査(事前審査)の審査内容は金融機関(銀行)によって異なる

住宅ローンの仮審査の内容は金融機関(銀行)によって違うのはご存知でしょうか?
はっきりとした確証はないですが私の経験上、この銀行は仮審査通れば大丈夫といえる銀行があり、
その逆でこの銀行は仮審査が通っても安心できないといった銀行があります。

私個人の実体験としてネット銀行とフラット35は仮審査通過しても本審査で落とされる可能性があります

ネット銀行では仮審査の段階では比較的簡易的に審査し、本審査で厳密に精査する印象です。
※仮審査の段階ではAIが審査を行っている場合あり。

フラット35には代理店が行う仮審査と機構が行う仮審査と2パターンあります。
※機構が行う仮審査の方が本審査で落とされる確率が減ります。

信用金庫や地方銀行、労金やJAは仮審査段階でしっかりと精査され、仮審査が通れば本審査もすんなり通過する印象です。

・簡易的な仮審査を行っている金融機関(銀行)は本審査で落ちる可能性がある。
※ネット銀行やフラット35
・信用金庫や地方銀行、労金やJAは仮審査すれば本審査も通過し易い。

仮審査(事前審査)で見つからなかった延滞情報がある

住宅ローン審査は仮審査では銀行が行い、本審査から保証会社も審査をするケースがあります。
銀行も保証会社も個人の信用情報を調べますが、閲覧する情報機関が異なり本審査で過去の延滞履歴が見つかり本審査で落とされるケースもあります。
個人で取得できる信用情報は延滞解消から5年間は情報が保有されますが保証会社が独自で保有している情報を持っていることもあります。
※過去実際にあったケースで、個人で取った信用情報には延滞履歴の記載はないが、保証会社が所有している信用情報には延滞履歴があり審査に通過できなかったケースもあります。

住宅ローンの仮審査を受ける前には事前に信用情報を取得し、問題がないかチェックすることをオススメします。

⇊住宅ローンの信用情報に関する記事はこちら⇊

購入する物件の担保価値に問題がある

住宅ローンの融資を受ける際は、購入する物件に対して抵当権設定(担保)がされますが、対象の物件が担保の価値がないとみなされると本審査で落ちる可能性があります。

担保価値がないとみなされる例
・建築確認申請を行わずに建設されている
・建築確認図面にない建物がある、違う設計で建てられている
・接道義務違反
・建ぺい率、容積率がオーバーしている
・違法な増改築をしている

銀行や保証会社が物件を調査した際に上記のようなことが当てはまると本審査通過できない場合があります。

健康状態が悪く団体信用生命保険(団信)に加入できない

団体信用生命保険は住宅ローンを返済中に死亡若しくは重度の障害により返済不能となった場合、残債を完済できる保険のことです。
本人の健康状態によっては加入できないケースもあります。
団体信用生命保険の加入条件は保険会社や保険商品にも異なりますが一般的な例としては告知日から3ヶ月以内の治療や投薬の有無、3年以内に指定の病気に関する手術や2週間以上にわたる診察・治療・投薬の有無、機能障害の有無などがあります。
団体信用生命保険の加入は一般的な住宅ローンでは加入が必須となりますので、加入出来ない場合は融資を受けることはできません。
対応策としては団体信用生命保険の加入が必須でない住宅ローンで申し込むこととなります。

住宅ローン仮審査通過後のNG行為

本審査(本申込)時に仮審査の申告内容と異なる内容を申告する

仮審査と本審査で申告した内容が異なると本審査で落ちる場合があります。
年収や借入額、その他虚偽の申告や未申告は本審査で影響を及ぼします。

仮審査後の転職する

住宅ローンの審査では勤務先での年収や勤続年数、雇用形態も当然審査の対象となります。
転職し年収が上がるから、より良い会社に転職できるからといっても勤続年数がリセットされ見込み年数も保証されていないことから仮審査後に転職をすると本審査で落とされます。

では、本審査通過後なら大丈夫なのか?
それも危険な考えであり本審査後に金銭消費貸借契約(金消)が行われるのですがその際に免許証・保険証の確認が入ります。
転職を検討する場合は必ず、融資実行を受けて後に行ってください。

新たに借金をする、返済を遅れた

仮審査通過後の借金すると返済比率の関係上、本審査で減額や落ちる場合があります。
注意しないといけないのは2回払以上の借り入れです。
車やショッピングローン、キャッシング、クレジットカードのリボ払いなどは絶対に避けるべきです。
また、携帯電話の割賦購入も少額ではありますが返済比率一杯で審査通過していると減額になる恐れもあります。
どうしても借り入れが必要な場合は事前に審査通過した銀行へ相談し本審査に影響しないか必ず確認を取りましょう。

既に借り入れがある中で仮審査に通過している場合は、既存の返済遅れについては十分に注意しましょう。
長期延滞や複数回の延滞があると本審査で落とされます。
可能であれば事前に借金は完済することが望ましいです。

本審査で落ちた場合はどうすれば良い?

もし住宅ローンの仮審査通過後に本審査に落ちた場合どうすれば良いのか?
落ちた原因がはっきりしていて対処可能なのであれば審査に出す金融機関(銀行)を変更して一から仮審査をやり直すのが良いでしょう。
落ちた原因がわからない場合は他の金融機関(銀行)に闇雲に審査を出すのではなく、専門家へアドバイスを求めるのが良いでしょう。

まとめ

住宅ローンの審査は借り入れる金額も大きいため様々な視点で審査をされます。
仮審査で虚偽なく申告し、物件も問題なく、借入額も年収に対し金融機関が設定している返済比率の範囲であれば本審査でつまずくことはないでしょう。
少しでも住宅ローンの審査に不安な点があるのであれば是非、スマモゲ住宅ローン相談窓口への相談をオススメします。

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