住宅ローンの審査が通らない5つの要因

当ブログは、スマモゲ住宅ローン相談窓口が住宅ローンと住宅に関わる情報を発信・紹介するブログです。

住宅ローンに関するお悩みや不安を持たれている方や、住宅購入を検討している方へ情報を発信を通じてお役に立てればと思い運営しております。

住宅ローンや住宅に関する情報は当ブログ以外にもSNSで発信していますので、
よろしければチェック&フォローよろしくお願いします。

------------------------------------------------

「住宅ローンの審査に落ちたのはなぜ?」
「住宅ローンは借金があると組めないの?」
「住宅ローンの審査を受ける前に審査に通るように対策したい。」
「年収が低いけど大丈夫かな?」
「過去に返済遅れがあったけど審査に影響する?」
など、住宅ローンの審査において様々な疑問や不安があると思います。

住宅ローン組むときには必ず金融機関(銀行)の審査が必要となります。
住宅ローンの審査には仮審査(事前審査)と本審査(本申込)と2段階ありそれぞれの審査を通過する必要があります。
そんな審査を進めていく中で思わぬ形で審査に落ちてしまうこともあります。
そこで今回は住宅ローンの審査に落ちてしまう代表的な例を5つ紹介します。

こちらを詳しく紹介‼️
・住宅ローンの審査に落ちる理由
・落ちる理由に対する対処法

目次

住宅ローンの審査が通らない5つの要因

住宅ローンの審査に落ちる理由は多岐にわたりますが、以下に大きな要因となるものを挙げ、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1.年収が低い

ほとんどの金融機関では、安定した収入が住宅ローンの承認に不可欠です。
審査では、申込人の収入が一定の基準をクリアしているかが厳しくチェックされます。収入が不安定だったり、年収が少なすぎたりすると、返済能力が不足していると判断されることがあります。

ここでは詳しい説明は省きますが住宅ローンの審査には返済比率という概念があります。
一般的には年収400万円以上の方ですと35~40%の返済比率となり、年収400万円以下の方ですと30%以下となります。

返済比率の計算方法は[年間返済額÷年収×100]という計算式によって求めることができます。
例:毎月の返済額10万円、年収500万円の方の返済比率は120万円÷500万円×100=返済比率24%

住宅ローンを組む際にこの返済比率が自身の年収に対してオーバーしてしまうと住宅ローンの審査否決となる要因になります。

年収が低くて希望する融資金額に届かない場合は配偶者が働いていれば収入合算やペアローンなどを利用すれば融資額を増やすことができます。

2.信用情報に問題がある

過去のローンの返済履歴やクレジットカードの使用状況など、信用情報が審査の重要なポイントです。
遅延や未払いが記録されている場合、信用不足とみなされ審査に通りにくくなります。

1日~1ヶ月以内の遅延については審査時から2年遡ってチェックされます。目安としては直近2年間で遅延が0~3回程度なら問題ないでしょう。

よくある例としては携帯電話の機種代や通信量の未払いで信用情報に傷がついているケースです。
引っ越しなどで請求書が行き違いとなりそのまま支払いを放置してしまい未払が長期継続となり信用情報に記載されていることがあります。

信用情報が原因で審査に落ちる要因
※こちらの要因はほぼ100%に近い確率で住宅ローンの審査に通りません。
債務整理したことがあり、その借入を完済してから5年経過していない場合。
 ※債務整理をした場合は完済してから5年経過していれば信用情報から過去の履歴は削除されます。
自己破産したことがある。
 ※自己破産してから10年経過するまでは官報情報に履歴が残る
長期延滞したことがある(延滞期間が3ヶ月以上)
 ※長期延滞の借入を完済してから5年経過していれば信用情報から過去の履歴は削除されます。

信用情報に傷がついてしまうと、その状態から住宅ローンの審査通過はかなり厳しいです。
一般的な解決策としては信用情報から過去の履歴が消えるのを待つしか方法はございません。

⇊信用情報に関する記事はこちら⇊

3.融資希望額が高すぎる

こちらは1つ目の原因として挙げた返済比率に関わります。
申請した融資希望額が収入に見合わない場合、住宅ローンの審査が通らない原因となります。
住宅ローンの審査を出す際は希望する融資額に対して返済比率が問題ないかチェックする必要があります。

金融機関は「あなたならいくらまでな融資します」とは回答しません。
金融機関は希望する融資額と物件とその他の情報を見て融資するかしないかの判断をします。
よく「私ならいくらまで住宅ローンを借りれますか?」と質問を受けますが、この質問に対しては経験上、およその目安となる融資額は回答できますが、正確な金額までお伝えできないのが本音です。

希望する融資額に対し自身の年収から返済比率がオーバーしていないかしっかりチャックしましょう。

極端な例ですが年収500万円の方が1億円の融資額を希望しても確実に住宅ローンの審査通過は見込めません。金融機関は申込者に見合った額しか融資してくれません。
この返済比率に対しての知識がない不動産会社も多いので言われるがまま闇雲に審査に出すのもオススメしません。自分で知識を付けるか、しっかりと住宅ローンの知識を持った不動産会社を選びましょう。

4.雇用形態や職歴の不安定さ(勤務先や勤続年数など)

定期的な収入が見込め、かつ安定した職業に就いているかどうかも、審査で評価される要素です。
自営業や契約社員、会社の経営者や役員、短期間での職場変更が多いと、将来的な収入の安定性に疑問符がつきます。

正社員で勤続年数が1年以上あればこちらの項目はクリアできるでしょう。

収入が高くても自営業や会社の経営者、役員の方は審査が厳しくなる傾向にあります。
改善策としては自営業の方は3期以上事業を継続し所得を多く申請していること、経営者や役員は会社の決算が黒字であることなどが挙げられます。

会社員の方は勤続年数が半年未満だと審査してくれる金融機関が限られるので要注意です。
自営業、経営者・役員の方は創業から3期未満であったり、売上に対し多くの経費を計上し所得を下げたり赤字経営していると住宅ローンの審査通過はかなり厳しいです。

⇊勤続年数に関する記事はこちら⇊

5.他の借入とのバランス

ローンやクレジットカードの残高や月々の支払いが多い場合、返済比率を圧迫しそれらが原因で住宅ローンの審査が通らないことがあります。また消費者金融からのキャッシングによる借入やクレジットカードのリボ払いなども金融機関の印象を下げます。
全体の借入れ総額と収入とのバランスが良好でないと、追加の借入れは困難になることが一般的です。

住宅ローンの審査をする際には借入は少なく月々の支払額も少ないのが望ましいです。
携帯電話の機種代など月々の支払額が数千円程度ならさほど大きな影響は与えません。
車のローンやリボ払いなど月々の支払いが大きいものは要注意です。

住宅ローンの審査をする際に借入があった場合は全て借入を完済することが審査通過の最大の近道です。

消費者金融からの借入や返済期間が数年に及ぶクレジットカードのリボ払いは完済しておかないと危険です。
また月々の支払いが大きいローンを抱えている場合は例え消費者金融やリボ払いがなくても返済期間を圧迫し審査通過したとしても大幅な融資額の減額となる可能性が高いです。

⇊借金に関する記事はこちら⇊

まとめ

住宅ローンの審査で落ちる大きな原因を5つご紹介させていただきましたが如何だったでしょうか?
住宅ローンの融資は数千万円にも及ぶので金融機関の審査も当然厳しくなります。
物件を購入する不動産会社の知識不足などで住宅ローンの審査通過が見込めないのに何社も審査に出し審査が通らずに悩まれている方を沢山見てきています。

住宅ローンの審査に落ちる場合は紹介した5つに該当していることが大半です。
落ちた原因が明確で対策可能なら問題ないですが、原因がわからない場合や原因がわかっていていても自分で解決できない場合は必ず住宅ローンの専門家へ相談しましょう。

住宅ローンの審査に落ちた原因を対策したい、住宅ローンを通してほしい

スマモゲ住宅ローン相談窓口ではそういった方々の力になるべく日々、沢山の方々の相談に乗っており問題解決にご協力させていただいております。

もしご紹介した大きな原因に一つでも当てはまるのでしたら相談は無料で行っておりますので是非、一度お気軽にご相談下さい。
住宅ローンでお悩みの方の”買えない買えるに変える提案をさせていただきます
詳しくはHPにも記載しているので是非ご覧になって下さい‼️

その他の実例やお悩み、住宅ローンに関する記事は下記から

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次